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相手の強みと戦わない

中国に伝わる言葉があります。「敵を知って自分を知っていれば、百戦しても負けなし」「敵を知らずして自分だけを知っていれば、一勝一敗」「敵も自分も知らなければ、すべての戦いに負ける」。この教えが示しているのは、強みは自分の中だけで完結するものではなく、相手との関係の中で意味を持つということです。強みは、敵にも自分にもあるのです。

だからこそ、相手の強みと正面から戦わないという判断が重要になります。たとえば、相手が価格の安さに絶対的な強みを持っている場合、同じ土俵で安さを競うのは愚の骨頂です。中途半端な安さは差別化にならず、むしろ財務をじわじわと圧迫するだけでしょう。

必要なのは、相手の強みを見極めたうえで、あえてそこから距離を取り、真逆の強みを打ち出すことです。たとえば、「高いけれども安心できる」「安さではなく、任せられる理由がある」というシナリオです。戦わない場所を選び、自分たちが勝てる土俵をつくること。それが、負けしらずであり続けるための現実的な戦略なのだと思います。

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