ブランディングメール 2024年5月 | 株式会社クエストリー | 小さくても光り輝くブランドになる 

ブランディングメール 2024年5月

1日 4611【時間をコントロールする】
おはようございます。今日から5月、風薫る新緑の季節です。今月のテーマは「中小企業の経営者のための時間活用術」です。「やりたいことがあるのに時間がない」と語る経営者が少なくありません。時間をコントロールすることはブランディングの大事な要件です。
2日 4612【時間は永遠ではない】
「普通の人々は時間をつぶすことに心を用い、才能ある人間は時を利用することに心を用いる」、ドイツの哲学者「ショーペン・ハウアー」の言葉です。誰でも平等の時間を持っていますが、それは永遠ではありません。限られた時間の使い方によって、仕事も人生も変わってきます。
3日 4613【時間がコントロール不能】
経営者のための時間活用術の第一歩は、自分の時間の使い方を知ることです。押し寄せてくる案件をただ漫然とこなしているだけでは、当然時間が足りません。結果的に「やりたいことがあるのに時間がない」という状態に陥り、自分の時間のコントロールはできません。
4日 4614【行動を記録する】
時間の使い方を知るために、朝起きてから夜寝るまでの行動を記録してください。スマホのスケジュールアプリや手帳への記録など方法は何でも構いません。面倒でも1週間くらい続けてください。すると何にどれだけの時間を使っているのかがわかり、自分の行動パターンが見えてきます。
5日 4615【固定費以外の時間を知る】
行動の記録で時間の活用状況が見えてきます。次に通勤、食事、入浴、睡眠など削ることができない時間を項目別に色分けしてください。これは損益でいうところの固定費です。これを削っても長くは続かず、必ず疲弊します。固定費以外の時間をどう使うかです。
6日 4616【使える時間を確保する】
「経営者のための時間活用術」でとくに大事なのが、自分が使える時間を生み出すことです。時間の活用状況を知ることで、使える時間が見つかります。ところが「使える時間が見つからない」ことに気づく人も案外少ないのです。使える時間の確保は大事なポイントです。
7日 4617【無駄な時間の洗い出し】
自分が使える時間の確保のためには、まずは無駄な時間の洗い出しが必要です。その会議は必要でしょうか?その書類作成にはどんな意味があるのですか?それは経営者が本当にやることですか?手間がかかっても、一つひとつ精査し、無駄な時間の洗い出しを行ってください。
8日 4618【スマホのチェック時間の削減】
無駄な時間の削減は簡単ではありません。早急にやり過ぎると混乱を招きます。まずは他人を巻き込まなくてもできる削減から始めましょう。スマホのチェックはその典型です。ついスマホに手が伸びていませんか?チェックのタイミングを決めることで時間を削減できます。
9日 4619【任せることで時間を確保する】
自分の仕事を誰かに任せることで活用できる時間が生まれます。しかし、任せる場合には、相手がそれをやれる能力や技術を持っていることが条件になります。早急に行ってしまうと仕事の質が落ちていきます。引き継ぎの段取りとその後の確認が重要です。
10日 4620【時間の目安を知る】
無駄な時間の洗い出しだけでなく、時間がかかっても必要な仕事の見極めが必要です。大事なのは、仕事にかかる時間の目安を知ることです。やってみると予定よりも多くの時間がかかってしまうことが多いのです。必要な時間を確保するか、時間を圧縮する方法を考えましょう。
11日 4621【自分が使える時間を知る】
スケジュール管理の目的は「忘れない」ことと同時に、「自分が使える時間を知る」ことです。スケジュールが埋まることで仕事ができると勘違いしている方が少なくありません。大事なのは「じっくりと物事を考える時間」の確保です。とくに経営者はこの時間が必要です。
12日 4622【インプットと考える時間】
スケジュールを埋めることが仕事と思っている方がいます。しかし、目の前の仕事をこなすことだけでは、必ずどこかで行き詰まります。なぜならば、インプットが少なくなり、物事をじっくりと考えられなくなるからです。意図的にこういった時間を確保する必要があります。
13日 4623【人と会う時間】
経営者に必要なのは「人と会う」時間の確保です。一つは会議やミーティングとは別に社員と向かい合って話す時間です。もう一つは刺激や学びをもたらしてくれる人と会う時間です。これらの時間を確保していない経営者が少なくありません。気づくと経営はマンネリ化していきます。
14日 4594【雑務は隙間時間に行う】
雑務の時間は仕事にメリハリをつける意味があります。問題はその時間をどこで確保するかです。仕事のスタイルに応じて、仕事始めに行う人もいますし、終わりに時間を取る人もいます。雑務そのものは小さなことが多いので、隙間時間に行うことをお勧めします。
15日 4625【新幹線だったら‥…】
ある方が尊敬する方と初めて会ったときのことです。移動手段の勘違いで待ち合わせに5分遅れてしまいました。平身平頭でお詫びをしたところ、相手の方は「気にしなくても大丈夫ですよ。ただし、新幹線だったら出発していましたね」と語ったそうです。やはり時間厳守ですね。
16日 4626【遊びの時間を入れる】
今月のテーマは「中小企業の経営者のための時間活用術」です。前半は自分が使える時間を見つける、あるいは増やすことを解説しました。そこに仕事を入れたらダメですよ。使える時間には「遊び=学び」のスケジュールを入れましょう。「遊び=学び」については後日解説します。
17日 4627【仕事で埋める症候群】
スケジュールが仕事で埋まっていないと不安になる方がいます。でもね、仕事って基本的にアウトプットだと思うのです。アウトプットは無限ではありません。過去に蓄えてきたものをアレンジしているだけでは、やがて枯れてきます。これに気がついていないことが危険なのです。
18日 4628【インプットを優先する】
時間活用術で重要なのは、アウトプットとインプットのバランスです。どうしても前者が優先され、後者は「時間があれば」になりがちです。しかし、時間があっても後者を選ばない方が多いのです。仕事を入れないと不安になるのかな。これでは時間の活用にはなりません。
19日 4629【インプットの時間を宣言する】
経営者はとにかく忙しい。使える時間をインプットに当てようとしても、いろいろなことが押し寄せ、使える時間が消えてしまいます。そして、ため息とともに「仕方ないな」と諦めているのです。それを回避するために「インプットの時間」を周りに宣言しましょう。
20日 4630【ワーカホリックにご用心】
こんな質問を受けたことがあります。「使える時間を遊びに使うのはわかるが、何をしたらいいのですか?」「好きなことをやればいいんです」「でもそれがわからないのです」。冗談かと思いました。典型的なワーカホリック(仕事中毒)ですね。あなたは大丈夫ですか?
21日 4631【使える時間に旅に出る】
使える時間を遊びに使うとしたら何をしますか?趣味の時間に当てるのもいいのですが、旅に出ることをお勧めします。なぜならば「遊び=学び」に旅は最適だからです。予定調和ではなく、危険のない限り、行き当たりばったりの旅にしましょう。予想外の出会いが待っています。
22日 4632【使える時間で大事な人に会う】
「言われなくても毎日人に会っているよ」、そうなのですが、大事な人に会うことを勧めます。例えば、尊敬する人と食事をするのもいいでしょう。そのためには「会いたい人リスト」を作っておくことです。「なぜ会いたいのか」を伝えると案外会ってくれるものですよ。
23日 4633【使える時間を休息に当てる】
使える時間の活用で大事なことがあります。それはインプットだけでなく休息に使うことです。インプット=休息が理想ですが、そううまくはいきません。休息を取ることに罪悪感を覚える?いやいやそんなことでは経営はできませんよ。積極的に休息の時間を取りましょう。
24日 4634【食べる時間を大事にする】
「忙しくて食事も取れなかった」と自慢げに語る方がいますが、「食べる時間を大事にしていないんだなあ」と思ってしまいます。食べることは単に生理的欲求だけでなく、健康や気持ちの豊さとつながっています。何を、誰と食べるかも含めて食事の時間を大切にしましょう。
25日 4635【健康のための時間確保】
経営はハードワークです。健康を害すると経営判断にも狂いが生じます。だからこそ、経営者(社員も同様)は積極的に休息をとり、体調をコントロールする必要があります。疲れがひどければ、長い時間をとって休養しましょう。健康のための時間確保は大事な時間活用術ですよ。
26日 4636【理想の休息スタイル】
使える時間を休息に当てることをお勧めしますが、「休息=寝る」ことと考えている人が少なくありません。寝るのは生理的な休息の一つに過ぎません。体を動かす、趣味に没頭するなど、自分にあった理想の休息スタイルを見つけ出してください。これってとっても大事です。
27日 4637【ときにはノーと言う】
依頼や提案を引き受け過ぎて時間に追いまくられている人がいます。いまの自分の状態では難しいなと思ったら、「ノー」と言っていいのです。簡単には断れないこともありますが、多くは思ったよりも融通が利くものです。引き受けて、中途半端に終わることの方が問題です。
28日 4638【ノーは完全拒否ではありません】
いまの状態では難しいと思ったら「ノー」でいいのです。ただし完全拒否ではありません。一人では難しいのならば、部分的に引き受けて、誰かに手伝ってもらうこともできます。時間的に難しい場合は日程調整を相談しましょう。考えずに引き受けることが問題なのです。
29日 4639【やる価値があるかどうか?】
引き受ける前に「それはやる価値があるかどうか」を判断しましょう。仕事に影響は出ないか?自分にとってプラスになるか?新しい経験が得られるか?すぐにわからなければ、考える時間をもらうことです。ある程度考えても答えが出なければ断った方がいいでしょう。
30日 4640【スケジュールを変更する】
別の重要な仕事が発生したり、やむを得ない事情が起きたりして、時間が足りなくなることがあります。そんなときは無理に進めるよりもスケジュールを変更する方が賢明です。ドタキャンは可能な限り避け、相手に謝罪し、変更後の日程は相手の都合に合わせて決めましょう。
31日 4641【未来とは、いまである】
今月は「中小企業の経営者のための時間活用術」を解説してきました。主体的に時間をコントロールする方法を見つけ出してください。「未来とは、いまである」、これはアメリカの文化人類学者「マーガレット・ミード」の言葉です。時間の使い方次第で、未来は変わります。