ブランディングメール BRANDING MAIL
ブランディングメール 2023年7月
- 1日 4305【常識にしがみついていると劣化する】
- 7月に入りました。これまでの常識が崩れていく、既成の考えが通用しない、当たり前が当たり前でなくなる……そんなこと感じたことはありませんか。危機感をあおっているのではありません。伝えたいのは「常識にしがみついていると経営は劣化する」ことです。
- 2日 4306【世間がそういっている】
- 常識は厄介です。なぜならば、自分自信を縛るからです。「こうでなければ」「これが世の中のルール」「みんなやっているから」……これらの言葉が出るのは常識に緊縛されている証拠です。自分が定めたわけではないのに「世間がそういっている」、これが常識の正体です。
- 3日 4307【常識外れはダメなのか】
- 「常識はいつでも正しい」、小さい頃からそう刷り込まれてきました。常識的でないことには「ダメ」という烙印が押されました。例えば、会社の仕事には定時がある、これが常識でした。遅刻や早退ばかりだとダメ社員といわれました。でも、本当に働くことの常識でしょうか。
- 4日 4308【ルールがつくる画一的な組織】
- 常識はルールを好みます。なぜならば常識外れを減らすためです。会社にも常識を保持するためのルールがたくさんあります。ルールを逸脱しない人が優秀で、逸脱者はペケなのが一般的です。結果的には、個性を封じた画一的な社員ばかりが集まった組織が出来上がります。
- 5日 4309【自分のルールで生きる】
- コロナ禍は日常生活や経済活動に大きな影響を与えました。最も嫌な影響は「世間のルールに従え」という同調圧力ではないでしょうか。いまでも他人の目が気になってマスクをしている人が少なくありません。世間のルールではなく、自分のルールで生きたらいいだけのことです。
- 6日 4310【誰かが守ってくれるわけではない】
- 常識は世間と上手に折り合いをつけるための術に過ぎません。正しいわけでも、間違いでもありません。しかも、いまは折り合いをつければ、誰かが守ってくれる時代ではありません。折り合いがつかなくて、ストレスが発生することの方が問題です。
- 7日 4311【常識的でいるのが幸せなのか】
- 常識が閉塞感を生み出しているように感じます。あれはダメ、これもNG、こうすべき、みんながやっているから……常識で息が詰まりそうです。確かに常識を疑うのは勇気が必要です。しかし、常識でいることが幸せにつながるのでしょうか。一度考えてみてくださいね。
- 8日 4312【他人の目を気にしすぎない】
- 常識に縛られることをやめましょう。周りの目など関係ありません。日本人は他人の目を気にしすぎです。誰かに変な目で見られてもいいじゃないですか。あなたの会社の経営をするのは誰かでも、世間でもありません。経営するのは経営者であるあなた自身です。
- 9日 4313【常識は時代や場所で変わる】
- 常識とは多数の人が信じていることです。つまり多数派の意見にすぎません。しかも、常識は時代や場所や状況によって変化します。海外に行くとよくわかります。日本の常識が世界で通用しないことがたくさんあります。そんなあやふやな常識に経営を委ねていいのですか?
- 10日 4314【常識を疑おう】
- 経営は意思決定の連続です。何を基準に判断するかが、常に問われます。常識的な判断ならば何とかなるのでしょうか。とてもそうとは思えません。常識を疑うのは勇気がいることです。しかし、常識を疑い、何が正しいのかを考えなければ、状況を変えることはできません。
- 11日 4315【ネクタイをしない】
- 僕(櫻田)は前職の会社を辞めたときに決めたことがあります。それは「ネクタイをしない」。以来、冠婚葬祭や周囲からどうしてもと求められない限り、ネクタイは締めません。何の問題も起きませんでした。前職の会社時代はネクタイをするのが常識だっただけのことです。
- 12日 4316【自分の考えというモノサシ】
- 世間の常識といったモノサシではなく、自分の考えというモノサシで経営を考えましょう。世間がどう思うかなど関係ありません。正々堂々と自分の信じることをやればいいだけのこと。ただし、ともに歩む仲間にはきちんと自分の考えを伝え、理解してもらうのを忘れずに。
- 13日 4317【苦しくても、稚拙であっても】
- どうにもならなくなると「他の人だったらどうするか?」と考えます。苦しくなると常識に頼りたくなるわけです。しかし、常識的に判断したことからは自信は生まれません。常識など捨てて、苦しくても、稚拙であっても、自問自答して答えを出しましょう。
- 14日 4318【少数でも熱烈に支持してくれる人たち】
- 常識の真反対を考えてみてください。誰もやったことがないことが多いはずです。なぜやらないのか、常識的ではないからです。しかし、常識は多数派の意見に過ぎません。少数派であっても、あなたの選択を熱烈に支持する人は必ずいます。
- 15日 4319【異質とつながる】
- 常識をリセットする方法は、いまの常識が通用しないところに身を置くことです。おすすめは海外に出ることなのですが、国内でも十分可能です。それは自分の常識とは異なる異質な人たちとつながること。異質は嫌だとはいわないでほしい。常識を打ち破るいい機会なのですから。
- 16日 4320【常識外れの発想】
- 常識を大事にしていれば、ある程度は誰もが納得するものしか生まれません。しかし、これは当たり障りのない同質化現象です。同質化のなかで選ばれるのはほんのひと握り、経営資源に限りのある中小企業は記憶に残りません。中小企業の経営に必要なのは「常識外れの発想」です。
- 17日 4321【異端であることを恐れない】
- 「常識?あ~凡人が仲良く生きるためのルールか!」これはスティーブ・ジョブズの言葉です。人の目など気にせず、異端であることをまったく怖れていなかったのがジョブズです。彼の常識とは異なるものの見方から、数々の革新的な製品が誕生しました。
- 18日 4322【非難こそチャンス】
- 「業界の常識を疑え!みんなが正しいということは実は間違っている」、マネジメントの父と称されたドラッカーの言葉です。あなたのアイディアが周囲から非難されたときこそ「チャンス」です。大事なのは、これまで見たことがないような世界をつくり出そうとする気概かな。
- 19日 4323【「目指しどころ」にこだわる】
- 何かを決める会議やミーティングでのこと。議論が硬直した時に、常識的なアイディアを大事にする人たちは「落としどころ」を探ります。非常識なアイディアを大事にする人たちは「目指しどころ」にこだわります。クエストリーが関わるプロジェクトは断然後者です。
- 20日 4324【変態的熱狂者になろう】
- 不確実性の高い時代を乗り切るのは「変態的熱狂者」です。変態的とは「常識を打ち破る強い個性」、熱狂者とは「対象に対して愛情の深さの強い人」のこと。この二つが掛け合わさることで、とんでもないアイディアが生まれます。あなたも「変態的熱狂者」を目指そう。
- 21日 4325【新しい常識をつくり出す】
- 常識から外れることに臆病な人がいます。人と異なるのを避けようとします。しかし、時代や国によって変わるのが常識です。それに縛られて窮屈な思いをするよりも、新しい常識をつくり出すことの方が断然楽しい。その第一歩として、自社内に新しい常識を!
- 22日 4326【自動思考をやめよう】
- 「自動思考」とは、何かの出来事があったときに反射的に浮かぶ考えやイメージのこと。その多くは経験や環境のなかで知らず知らずに身につけたものです。自動思考の一つが「べき論」です。「○○しなければならない」に縛られていると革新は生まれません。
- 23日 4327【べき論を排除せよ】
- 「○○だから、□□であるべきだ(あるいは△△であってはならない)」といった「べき論」を振りかざす人がいます。特徴は「だから」がくっつくこと。例えば「若手だから先輩の意見に従わなければならない」。正論を語っているように見えて、実はその多くは硬直した考えです。
- 24日 4328【誰か助けてくれ】
- 常識に縛られすぎるとメンタルがやられます。「経営者は弱音を吐いてはいけない」というわけのわからない常識もその一つ。本人がそのことに気づいていないのが厄介。あなたは「なぜ弱音を吐いてはいけないのか」に答えられますか?「誰か助けてくれ」でいいじゃないですか。
- 25日 4329【常套句に要注意】
- 常識に近いものに「常套句」があります。同じような場面で使う決まり文句のことです。例えば、別れ際の「またお会いしましょう」もその一つ。「またとはいつのことか」を問う人はそうそういません。しかし、常套句を多用すると信頼感が薄れます。ご注意を!
- 26日 4330【本来の目的を考える】
- 常識とされていることの本来の目的を考えましょう。いまあるのは過去の人が考えた手段にすぎません。私たちは過去の常識のなかで暮らし、働いているのかもしれません。目的を再考することで、いま求められている新しい手段を生み出すことができます。
- 27日 4331【解くべき正しい問題】
- 「常識を破る」ことは結果です。「解くべき正しい問題」を見つけることが先決です。そのためには自分が感じる「違和感」を大事にすることです。違和感を押さえ込まずに、なぜそう感じるのかを考えましょう。違和感の正体がわかれば、解くべき正しい問題が見えてきます。
- 28日 4332【鮮度管理の常識】
- 取引先の時計宝石店の社長の弟さんはケーキ屋さんを経営していました。両店を見たときに感じたのは、宝石とケーキの商品鮮度の違いでした。前者は長い期間を経ても売れますが、後者はその日のうちに売り切るのが常識です。そこから時計・宝石の鮮度管理の仕組みが生まれました。
- 29日 4333【手段であり、結果です】
- ヒリヒリするような課題を見つけましょう。その課題を何としても解決したいのならばとことん考え抜きましょう。考える過程で常識を排除することもあり得ます。解決できたときに周囲はそれを「常識を破った」といいます。常識を破るのは手段であり、結果です。
- 30日 4334【常識的判断は思考停止につながる】
- 「みんなはこういってる」「上司の命令だから」「気持ちはわかるけれどこれが常識的な線だから」……自分の常識を押し付けてくる人に気をつけましょう。常識的判断は思考停止を意味します。感情的にならず、問われていることの目的を明確にして話し合うことです。
- 31日 4335【ミッションを実現するために】
- 自社のミッションを実現するためには、既存の常識を否定することもあるかもしれません。長年積み重ねてきたものであっても、躊躇する必要はありません。大事なのは目的であるミッションの実現、そのための手段として新たな常識を生み出しましょう。