今回のセッションのテーマは「地球温暖化」です。その大きなリスクの一つが記録的な異常気象の発生です。猛暑や大雨などが増え、私たちの生活にも直接的な影響を及ぼしていることは、多くの人が実感していると思います。

異常気象は世界的な現象であり、大洪水や森林火災、干ばつや海面上昇も各地で発生しています。環境省が発表した2100 年の未来天気予報では、真夏の一日の最高気温が東京で44 度、札幌で41度と予測されています。

地球温暖化は他人ごとではなく、私たちの暮らしや経済、そして未来へと直結しています。日本の総企業数の99.7%、従業員総数の70%近くを占める中小企業が地球温暖化に無関心でいいはずがありません。

いまこの問題に真剣に取り組まなければ、この先地球はどうなるのでしょうか。「そうはいってもどうにもならない」の一言ではすまされません。小さな取り組みでもいいので、何かのアクションを起こさなければと感じています。

今回のセッションでは、地球温暖化問題の専門家である江守正多先生をゲストにお迎えします。「気候危機のリスクと社会の大転換」についてご講演いただき、みなさんとディスカッションいたします。

テーマ:地球温暖化対策のために、いま中小企業ができること

ゲスト:江守 正多(えもり せいた)氏
　　　　東京大学 未来ビジョン研究センター 教授
　　　　国立環境研究所 地球システム領域 上級主席研究員

開催日時:

1月26日(木)15:00～17:00

開催方法:

Zoomによるオンライン

参加料:

3,000円(税込)