小さな会社のためのブランディングの基本100 THEORY
経営そのものがブランディング
大手企業のブランディングの目的は収益規模の最大化です。そのシナリオは「イメージを主軸としたコミュニケーション」です。誤解を恐れずに言うと、大量生産品をいかによく見せ、購買欲求を高め、大量消費を図るのが大手企業です。
中小企業にとっては「経営そのものがブランディング」です。商品やサービスの背景にある、事業の在り方や価値観で選ばれることこそが中小企業の目指すところ。世の中にはこれを実現している小さな会社がたくさんあります。
ブランディングの本質は「人を幸せにするためのビジネスの仕組み」です。人を幸せにするには顔が見えることが大事、まさに中小企業のブランディングの時代がやってきたのです。