小さな会社のためのブランディングの基本100 THEORY
業界の常識とは異なる道を歩もう
世の中を見渡してみると、小さくても独自の価値を提供し、多くのファンから熱烈な支持を得ている企業が数多く存在します。それらの企業は大手がやらない、出来ないことに焦点を当て、業界の常識とは異なる道を歩んでいます。
関心があるのは、目の前のお客さまと社員の喜びであり、業界の常識ではありません。周囲が「それは常識に反している」と感じても、その先にこそ新しい可能性性や顧客の共感を得られるチャンスがあると信じています。
大手企業は、多くの顧客を相手にするため、どうしても効率重視の対応になりがちです。しかし、小さな会社の強みは痒いところに手が届くようなきめ細かな対応です。顧客の数が少ないことがむしろ有利に働くのです。
また、顧客との距離の近さも大きな強みです。経営者が自ら現場に出て、顧客の声を直接聞くことで、要望や期待を正確に把握できます。情報をもとに、経営方針やサービスの改善できるため、常に顧客に寄り添った対応が実現できるのです。