ブランディングメール 2025年10月 | 株式会社クエストリー | 小さくても光り輝くブランドになる 

ブランディングメール 2025年10月

1日 5129【社内の雰囲気の違い】
今日から10月、今月もよろしくお願いします。いろいろな会社に訪問して感じることがあります。それは社内の雰囲気です。機嫌の良い会社もあれば、機嫌の悪い会社もあります。何が違うのでしょうか。さまざまな要因が考えられますが、「感謝の文化」の有無が影響しています。
2日 5130【小さな幸せに気づく】
そもそもなぜ感謝が大事なのでしょうか?案外答えが見つかりにくいかもしれませんね。感謝の気持ちを持つことで、ポジティブな感情が増し、幸福感が高まります。日常的に感謝を意識することで、小さな幸せに気づきやすくなり、満たされた気持ちを得られるようになります。
3日 5131【感謝は連鎖します】
感謝は人間関係にも影響します。感謝を伝えることで、相手は「自分が認められている」と感じます。これにより信頼や絆が深まり、協力的な環境が築かれます。また、感謝の気持ちを伝えると、相手もまた感謝を返したいと思うようになります。感謝のポジティブな連鎖が生まれます。
4日 5132【感謝はストレスを軽減する】
感謝を習慣にすることで、健康にもよい効果が生まれます。免疫力の向上や血圧の低下、睡眠の質の改善といった身体的な効果が得られることが研究で示されています。不機嫌な人はいつもイライラしていますが、感謝を通じた利他的な行動はストレスを軽減してくれます。
5日 5133【社会全体のつながりを強化する】
感謝を表現することで、個人や組織だけでなく、社会全体がより協力的で前向きな雰囲気になります。満員の電車に乗る時にちょっとだけ頭を下げると、乗客の多くが協力して詰めてくれます(ぜひお試しください)。感謝は社会全体のつながりを強化する力を持っています。
6日 5134【不機嫌な会社の特徴】
不機嫌な雰囲気が漂う会社には感謝が欠如した環境があります。スタッフは「自分の努力が評価されていない」と感じやすくなり、仕事への意欲が低下します。スタッフ同士の信頼や協力関係も築きにくくなり、コミュニケーションが円滑に進まなくなります。感謝の欠如は怖いですね。
7日 5135【顔色を伺いながら働く】
感謝が欠如した仕事環境は、ストレスや不満を増加させ、心理的な負担を大きくします。それぞれが相手の顔色を伺いながら働き、ギスギスした雰囲気となります。心身に不調を覚えるスタッフが増え、多くの場合は業績も悪化します。次第に離職率が上昇する可能性もあります。
8日 5136【ありがとうを伝える】
感謝の文化とは、「ありがとう」という感謝の気持ちを積極的に伝え合い、相互の信頼や協力を深めることを指します。感謝というと個人的なことのように思えますが、実は重要な仕事のモチベーションになります。感謝の文化がある会社ほど仕事の満足度が高いと言われています。
9日 5137【百害あって一利なし】
感謝が欠如した会社では、スタッフは自分の努力や貢献が認められていないと感じ、モチベーションが低下します。発言も少なくなり、新しいことに挑戦する意欲が減少し、最低限の業務しか行わない「心理的離脱」が発生します。感謝の欠如は「百害あって一利なし」です。
10日 5138【離職率が上昇する】
感謝がない環境では、ストレスや不満が増加し、信頼や協力関係が築きにくくなります。その結果、コミュニケーションが円滑に進まなくなり、チームワークが悪化し、業務効率が低下します。感謝されていないと感じるスタッフは、職場への愛着を失い、離職率が上昇します。
11日 5139【離反客が増加する】
感謝が欠如した会社では、スタッフ間にネガティブな感情が広がり、組織全体の雰囲気が悪化します。これが長期的に続くと、企業文化そのものが損なわれることもあります。影響は社内だけでなく、顧客との関係にも現れ、離反客が増えていく可能性が高まります。ヤバイですよ。
12日 5140【雰囲気が温かくなる】
感謝の文化が根付いた会社は、モチベーションが向上し、結果的に生産性も高まります。感謝を伝えることで、雰囲気が温かくなり、不機嫌な態度や雰囲気を和らげる効果があります。また、スタッフは「自分が職場に必要とされている」と感じ、安心して働ける環境が生まれます。
13日 5141【ありがとうの一言】
感謝の気持ちはあっても、伝わらないことには、いい関係は生まれません。「感謝を見える化」することが重要です。最もシンプルな方法は、言葉で伝えることです。「ありがとう」と言葉にするだけで、相手に安心感や満足感が生まれます。「ありがとう」は大事な感謝ワードです。
14日 5142【年配者はありがとうが苦手?】
感謝を言葉にすることが照れくさい、または「ありがとう」を言うことで自分が弱い立場に立たされると感じる人もいます。とくに戦後の厳しい時代を生き抜いた世代では、感謝を口にするよりも、感情を抑えて、我慢や自立を重んじる価値観が根付いていることがあります。
15日 5143【軽いお辞儀や笑顔で伝える】
「ありがとう」を伝えることが苦手でも、少しずつ感謝を表現できるようになるための方法があります。最初は「どうも」など、簡単な言葉から始めることでハードルが下がります。言葉が難しい場合は、軽いお辞儀や笑顔など、非言語的な方法で感謝を示すことも効果的です。
16日 5144【1日7〜15回程度】
人は1日のうちに、どれくらい「ありがとう」という言葉を使うのでしょうか?調査によって異なりますが、日本ではおおよそ1日7〜15回程度という数値が多く報告されています。多ければ良いというわけではありませんが、あなたは1日にどれくらい「ありがとう」と言っていますか?
17日 5145【そっけない挨拶】
社員の多くが「こんにちは、東京の天気はどうですか?」などと気軽に声をかけてくれる会社があります。一方、顔を合わせても、そっけない挨拶だけの会社もあります。特別な一言がほしいわけではありませんが、こうした違いは、お客さまへの対応にも表れているように思います。
18日 5146【支え合う仕事】
感謝される経験は、人の承認欲求を満たし、「もっと貢献したい」という内発的動機を高めます。その結果、指示待ちではなく「自発的な改善」や「チームでの協力」が増えていきます。感謝が循環することで「やらされる仕事」から主体性や創造性に満ちた「支え合う仕事」へと変化します。
19日 5147【「ありがとう」の仕組み化】
感謝の文化は制度ではなく「日常の感化のつながり」で育ちます。しかし、黙っていて自然に育つものではありません。「ありがとう」を仕組み化し、物語化し、共有することが大切です。そうすることで社員同士の関係性が変わり、会社全体の温度が少しずつ上がっていきます。
20日 5148【ありがとうNo.1運動】
クラブ会員の1社では、「ありがとうNo.1運動」を実践していました。言葉では伝えにくいとのことで、付箋に感謝の言葉を書いてボードに貼る取り組みです。この方法の良いところは、「誰が、誰に、どんなことに感謝したのか」が見えること。あなたの会社でも、試してみてください。
21日 5149【感謝を可視化する】
感謝の気持ちは、言葉にしなければ伝わりません。形式的でなく、日常の小さな習慣にすることが大切です。昨日紹介した「Thanksボード」の設置のほかにも、Slackや社内SNSに「thanks」チャンネルを作ったり、朝礼・終礼で「今日のありがとう」を一言ずつ共有するのも良い方法です。
22日 5150【感謝のエピソードをストーリーに】
「出来事」よりも、「誰と、どんな思いで」が感謝の心を動かします。これを共有することで、感謝の文化は根づきます。社内報やミーティングで「心に残ったありがとう」を紹介しましょう。感謝のエピソードを「ストーリー」として社外に発信していきましょう。
23日 5151【社長は“ありがとう”を最も多く言う人】
感謝の文化とは、「人を尊重し、支え合いながら成果を出す組織づくり」そのものです。中小企業では、経営者の姿勢や日々の言葉が組織文化に直結します。まずは経営者自身が、「“ありがとう”を最も多く言う人になる」ことから始めることが大切です。
24日 5152【誰に支えられているか?】
感謝の文化を社内だけでなく、顧客・取引先・地域に広げることは「ファンづくり」につながります。経営の根底に「支えられている」という視点を持つことが重要です。定期的に社員とともに、「誰に支えられているか?」を見える化するワークショップを行ってみましょう。
25日 5153【感謝が循環する物語】
感謝は「言葉」よりも「行動」で伝わります。日常の関係づくりの中に「感謝が循環する物語」を組み込むことが大切です。自社のSNSやWebで「ありがとうストーリー」を発信しましょう。例えば、お客様の一言に励まされた話や、仕入先の支えで乗り越えた話などを発信することです。
26日 5154【感謝によって関係性を結び直す】
感謝を広げるとは、「感謝を発信する」だけでなく、「感謝によって関係性を結び直す」ことだと考えてみてください。顧客、取引先、地域を取引相手ではなく、「ともに育つ仲間」「おかげさまの関係」としてとらえると、感謝の文化は自然に社外にも広がっていきます。
27日 5155【日常のふるまいとしての感謝】
イベントを通じて顧客に感謝を伝えることも大切ですが、「感謝を理由にした売上確保」に見えてしまうことがあります。だからこそ、イベントだけでなく、日常のふるまいとして感謝を表すことです。来店時やお見送りの一言に、心からの「ありがとう」を込めましょう。
28日 5156【共創パートナー】
取引先は、事業目的を共に実現する「共創パートナー」です。自社のSNSやWebなどで紹介してみてはいかがでしょうか。大げさにする必要はありませんが、期末や節目に「感謝の会」を開くのも良い取り組みです。経営者同士が腹を割って語り合うことで、関係は深まります。
29日 5157【感謝は「関係資本」を高める】
「感謝の姿勢」は一見すると情緒的に思えますが、多くの研究や実践事例を見ると、業績(売上・利益・リピート率・定着率・生産性)に明確に反映します。感謝は「関係資本」を高め、その積み重ねが結果として「経営成果」につながっていきます。
30日 5158【口コミや紹介の増加】
感謝の文化が根付くことで、お客さまへの対応も自然に柔らかくなります。内部の「ありがとう」が外部のファンづくりにつながります。「いつもありがとうございます」という姿勢が伝わることで、「この会社と関わると気持ちがいい」と感じる人が増え、口コミや紹介が生まれます。
31日 5159【感謝は利益の源泉】
感謝の姿勢と文化は、「社員の心をつなぎ、顧客との関係を深め、地域との信頼を育てる」という三つの循環を生みます。その結果、「離職率の低下」「顧客のリピート率の上昇」「紹介客の増加」「生産性・協働性の向上」などが生まれ、業績に確実に反映されていきます。