ブランディングメール 2025年4月 | 株式会社クエストリー | 小さくても光り輝くブランドになる 

ブランディングメール 2025年4月

1日 4946【気持ちを新たにするために】
今日から4月、気持ちを新たにする意味で、
今月のブランディングメールは、社内で「整理・整頓・清掃」に取り組む際のポイントについて詳しく解説します。
毎日のメールをきっかけに、会社全体で「整理・整頓・清掃」の活動を習慣化しましょう。
大事なのは基本の徹底です。
2日 4947【整理の目的とは何か?】
整理の目的は、必要なものと不要なものを区別し、不要なものを排除することです。
「いつか使うかもしれない」という考えを捨て、現在の業務に必要なものだけを残します。
定期的に実施し、不要物が溜まらないようにします。
これを徹底することで業務の生産性が高まります。
3日 4948【整理の5つのポイント】
仕事環境を効率的かつ安全に保つためのポイントは次の5つ。
①不要な書類や物品を廃棄しているか。
②使用頻度の低い物品を適切に保管しているか。
③職場に必要なものだけが残されているか。
④不要品の処分基準が明確化されているか。
⑤定期的に不要品の見直しを行っているか。
4日 4949【整頓の目的とは何か?】
整頓の目的は、必要なものを誰でもすぐに使える状態に整えることです。
整頓のポイントは「3定」を徹底することです。
「①定位置: 必要なものを置く場所を決める」
「②定品: 置くものを明確にする」
「③定量: 必要な量を管理する」。
これを徹底することで作業効率が上がります。
5日 4950【整頓の5つのポイント】
この5つのポイントで仕事の効率が変わります。
①必要な物品の定位置が決められているか。
②物品が誰でもすぐに取り出せる状態になっているか。
③作業動線が整理され、無駄な動きがないか。
④道具や備品がラベル付けされているか。
⑤緊急時に必要な物品がすぐに取り出せるか。
6日 4951【清掃の目的は何か?】
清掃の目的は、職場を清潔に保ち、異常を発見しやすくすることです。
単なる掃除ではなく、設備や環境の異常を発見する機会ととらえましょう。
どのレベルまで清掃するかを明確にし、全員が同じ基準で取り組めるようにします。
これにより、トラブルや不具合を早めに確認できます。
7日 4952【清掃の5つのポイント】
習慣になっているか、なっていないかの違いは大きい。
①床や机が清潔に保たれているか。
②ゴミ箱が定期的に清掃されているか。
③設備や道具や機械の汚れが取り除かれているか。
④清掃の責任者や担当者が明確化されているか。
⑤清掃活動が日常業務として習慣化されているか。
8日 4953【トイレの状態が気になる】
訪問した会社や店で気になるのはトイレです。
なぜならば、トイレには会社や店の状態が現れるからです。
清潔で快適な環境を維持されているところは、仕事の質が高いように思います。
一方、清掃が行き届かずに不衛生な状態のところは、仕事も荒れているように感じます。
9日 4954【トイレ清掃10のチェックポイント:No.1】
①便器内の清掃(ブラシを使用して、汚れや黄ばみを取り除いているか?)、
②便座の拭き掃除(表面、裏側、接合部分をアルコール水や中性洗剤で拭き掃除しているか)、
③便器のフチ裏の清掃(黒ずみや尿石をブラシでこすり洗いしているか)、
明日に続きます。
10日 4955【トイレ清掃10のチェックポイント:No.2】
④トイレタンクの掃除(タンク内の汚れを定期的にスポンジで洗浄しているか)、
⑤床の清掃(トイレの床を拭き掃除し、尿はねやホコリを取り除いているか)、
⑥壁の清掃(壁に付着した汚れやアンモニア臭をクエン酸水で拭き取っているか)、
明日に続きます。
11日 4956【トイレ清掃10のチェックポイント:No.3】
⑦換気の確認(トイレ内の換気が十分に行われているか)、
⑧消臭対策(消臭剤や除菌スプレーを使用してニオイを防いでいるか)、
⑨洗面台の清掃(洗面ボウルや周辺を拭き掃除しているか)、
⑩清掃頻度の確認(清掃が適切な頻度で行われているか)、
以上です。
12日 4957【観葉植物の状態が気になる】
訪問した会社や店でトイレと同じように気になるのが、観葉植物の状態です。
なぜならば、会社や店の状態が現れると思うからです。
ていねいに手入れしているところは、人間関係が良好のように感じます。
一方、行き届いていないところは、ギスギスした雰囲気が感じられます。
13日 4958【観葉植物の手入れ10のチェックポイント:No.1】
①水やりの頻度(土の表面が乾いてから、鉢の底から水が流れるまで水を与えているか)、
②置き場所の確認(特性に適した場所に置いているか)、
③植え替えの実施(根が鉢いっぱいに広がった場合、ひと回り大きな鉢に植え替えているか)、
明日に続きます。
14日 4959【観葉植物の手入れ10のチェックポイント:No.2】
④剪定の実施(不要な枝や葉を定期的に剪定しているか)、
⑤肥料の使用(適切な肥料を与えているか)、
⑥害虫対策(害虫が発生時に、防虫剤を使用して対策を行っているか)、
⑦湿度管理(霧吹きを使用して適度な湿度を与えているか)、
明日に続きます。
15日 4960【観葉植物の手入れ10のチェックポイント:No.2】
⑧葉の清掃(葉に付着したホコリや汚れを水や専用クリーナーで拭き取っているか)、
⑨温度管理(室温が植物に適した範囲に保たれているか)、
⑩成長の確認(成長状態を観察し、問題があれば対策を講じているか)。
観葉植物には会社の状態が現れます。
16日 4961【全社での継続的な改善活動】
今月のテーマは職場環境を改善し、業務効率や安全性を向上させるための基本的な取り組みである「整理・整頓・清掃」です。
これは一時的な取り組みではなく、継続的な活動として社内全体に根付かせる必要があります。
まさか「清掃は女性社員の仕事」にしていませんよね。
17日 4962【定量的指標】
あなたの会社には、整理・整頓・清掃の進捗や成果を客観的に評価するための基準がありますか?
定量的指標を設けることで、活動の効果を客観的に評価することができます。
「そんなこと可能なの?」と思うかもしれませんが、定量的指標に基づく取り組みを実践している会社が多いのです。
18日 4963【整理における定量的指標①】
不要なものを排除し、必要なものだけを残す整理の定量的指標を紹介します。
一定の活動期間を決め、排除した不要物の量を活動前の総物量と比較します(例:不要物の削減率が80%)。
不要物の量は重さで評価するのが一般的ですが、目的や対象物に応じて数量でも評価します。
19日 4964【整理における定量的指標②】
不要なものを排除し、必要なものだけを残す整理の定量的指標の二つ目を紹介します。
一定の活動期間を決め、整理前の作業スペースと不要物を排除した整理後の作業スペースの増加量を測定します。
クエストリーでは、本が書棚(約5000冊)に入らなくなると処分します。
20日 4965【整頓における定量的指標①】
必要なものを使いやすい場所に配置し、効率的な作業環境を整える整頓の定量的指標を紹介します。
まずは取り出し時間の短縮率です。
必要な工具や部品を取り出すまでの時間を測定し、改善前と改善後の差を算出します。
探し物の時間の社内の総和は……整頓を実行しましょう。
21日 4966【整頓における定量的指標②】
必要なものを使いやすい場所に配置し、効率的な作業環境を整える整頓の定量的指標の二つ目を紹介します。
それは「定位置・定品・定量の遵守率」です。
3定(定位、定品、定量)のルールがどれだけ守られているかを評価します。
守られていれば、探し物が激減します。
22日 4967【清掃における定量的指標①】
職場を清潔に保ち、異常を早期に発見する清掃の定量指標を紹介します。
まずは清掃頻度です。
清掃が実施された回数を記録します(例:週5回の清掃実施)。
また、清掃中に発見された設備の異常や問題の件数も指標になります。
清掃の習慣化に定量指標は向いていますよ。
23日 4968【清掃における定量的指標②】
職場を清潔に保ち、異常を早期に発見する「清掃」の定量指標の二つ目を紹介します。
それは清掃後の汚れの減少量を測定する「汚れの除去率」です。
数値化が難しければ、汚れを写真に撮り、バックヤードに貼り出します。
汚れがなくなったときに写真を剥がしていきます。
24日 4969【改善成果の共有】
整理・整頓・清掃の定量的指数によって成果を共有することができます。
具体的な効果が明確になることで達成感が得られます。
また、成果を共有する場を設けることで、取り組みを認識し、協力し合う姿勢が生まれます。
コミュニケーションも活性化し、チームワークも強化されます。
25日 4970【具体的なメリットを示す】
整理・整頓・清掃を「つまらない」と感じる社員がいます。
指摘する前に、取り組みの意義が十分に伝わっているかを確認してください。
「単なる清掃や片付けではなく、徹底することで探し物の時間が減り、業務効率が向上する」など、具体的なメリットを示すことも大事です。
26日 4971【他社事例を知る】
社員の多くは「整理・整頓・清掃が行き届いた職場で働きたい」と思っています。
しかし、取り組みを嫌がる社員がいるのも事実。
取り組みの成果がイメージできないのかもしれませんね。
整理・整頓・清掃がどのように成果を生むかを実感するには、他社の成功事例の見学がお勧めですよ。
27日 4972【楽しさや達成感を取り入れる】
整理・整頓・清掃の取り組みを嫌がる社員を巻き込むには、ゲーム感覚を導入するのも方法です。
例えば、整理・整頓・清掃の「ビフォー・アフター」を写真で比較し、
最も改善が見られたチームを表彰するなど、達成感を感じられる仕組みを導入してはいかがでしょうか。
28日 4973【営業時間の中で取り組む】
整理・整頓・清掃を、単なる義務ではなく、職場全体の成長や改善の一環として位置づけることが重要です。
始業時間前に出社して取り組むことが少なくないのですが、営業時間内に取り組む方が理にかなっています。
些細なことではありますが、筋を通して実践しましょう。
29日 4974【徹底する姿勢を示す】
「社員に指示するだけで、社長はやらない」という不満を耳にすることがあります。
整理・整頓・清掃は、社長自らが率先して取り組み、徹底する姿勢を見せることで、社員も積極的に参加するようになります。
とくに、社長がトイレ掃除を担当することで、活動の本気度が伝わります。
30日 4975【経営者の本気度】
整理・整頓・清掃の成果を共有することで、職場環境の改善に対する姿勢を示すことができます。
これにより、顧客や取引先からの信頼性が向上し、ブランド価値を高める効果も期待できます。
しかし、徹底できる会社とそうでない会社があります。
その違いは経営者の本気度にあります。