ブランディングメール 2024年3月 | 株式会社クエストリー | 小さくても光り輝くブランドになる 

ブランディングメール 2024年3月

1日 4550【仕事の基本中の基本を身につける】
今月のテーマは「仕事の基本中の基本を身につける」。4月に新しい社員を迎えるところもあると思います。いま一度仕事の基本中の基本とは何かを考えましょう。そんなことよりも、どうしたら業績を伸ばせるのかを知りたい……だったら、基本を徹底することです。
2日 4551【挨拶は文化です】
仕事の基本中の基本で真っ先に浮かぶのは「挨拶」です。おはよう、こんにちは、ありがとう、いただきます……私たちには場面に応じた挨拶が文化として根付いています。しかし、大人になるとその場しのぎの常套句の挨拶になってしまうこともあります。たかが挨拶、されど挨拶です。
3日 4552【朝の挨拶人より先に】
周りの人たちの挨拶を観察してください。小さな声で不機嫌そうに挨拶をする人はいませんか。癖といえば癖かもしれませんが、場が明るくなることはありません。とくに朝の挨拶は大事です。「朝の挨拶人より先に」、これを実践するだけで周囲の見る目が違ってきます。
4日 4553【挨拶はコミュニケーション】
気持ちの良い挨拶をされると、うれしい気持ちになりませんか?そうです、挨拶はコミュニケーションの基本です。すべてのコンビニのスタッフがそうとはいいませんが、「ありがっとござっました?」というおざなりの挨拶を、耳にすると機械の方がいいと思ってしまいます。
5日 4554【心を開き、心に近づく】
挨拶には「相手の心を開き、相手の心に近づく」という目的があります。クエストリーの仕事場のある谷根千には海外からの旅行者も多数訪れます。なかにはすれ違うときに目線で挨拶をする人たちがいます。そこには「私はあなたの敵ではない」という意味が込められています。
6日 4555【「はい」という返事】
「はい」という返事に抵抗がある人が多くなったように感じます。威圧的に感じる?従属的な印象?単なる癖?……でも「はい」を言うのと言わないのでは相手が受ける印象は大きく異なります。「はい」は相手に共感と理解を促すと同時に、自分自身の印象を高める効果があります。
7日 4556【「はい」にもNGがある】
「はい」には相手への共感と理解を込められていますが、嫌そうな「はい」はいいコミュニケーションにつながりません。納得できなければ、自分の意見を伝えることです。また、よくあるのが「はい、はい」の繰り返しですね。相手が馬鹿にされていると思っても仕方ありません。
8日 4557【「はい」は曲者です】
「はい」には、あいづちの「はい」と肯定の「はい」があります。相手の話を聞いているときの「はい」というあいづちを、肯定の「はい」ととらえてしまうことがあります。反対に肯定の「はい」が、あいづちの「はい」としか聞こえなかったりすると、お互いに誤解が生じます。
9日 4558【復唱は確認会話】
復唱という習慣はいつからなくなったのかと思う時があります。復唱とは「伝えられたことを確認のために繰り返していうこと」、最近では「確認会話」というらしい。復唱することでミスを減らし、仕事をスムーズに進められます。とくに顔が見えない電話では復唱は必須ですね。
10日 4559【復唱は仕事の重要なスキルです】
「来週の金曜日までにこの資料作成をお願いできる?」、これに対して「はい」で済ませてミスする人がいます。しかし「来週の金曜日までですね。了解しました」と復唱するだけでミスは減ります。「復唱」は仕事の重要なスキルです。ぜひ意識して活用してください。
11日 4560【オウム返し】
復唱にはミス防止の効果がありますが、もう一つは相手に「傾聴」の姿勢を伝えることになります。それほど難しいことではなく、誰でも実践可能です。復唱とは言い換えれば「オウム返し」です。ただ相手が言った内容をそのまま返すだけで、よりよいコミュニケーションが生まれます。
12日 4561【メモを取る意味】
会議、打ち合わせ等でメモを取るのは大事な基本です。しかし、メモを取る人はそれほど多くはいません。もちろん、すべてをメモするのは不可能です。必然的に情報を要約して整理することになります。これによって「情報を整理する力」が培われます。この繰り返しの差は大きい。
13日 4562【しっかりと聞いてくれている】
状況にもよりますが、ミーティングや打ち合わせでメモを取ることで「こちらの話をしっかりと聞いてくれている」という印象が生まれます。それが相手の安心感や信頼感にもつながります。ただし、相手から目線を外し、メモに集中し過ぎるのは逆効果です。
14日 4563【メモで思考を深める】
メモを取ることは考えることにつながります。メモで情報を「見える化」することで、「何が大事なのか?」「本質はどこなのか?」「何を望んでいるのか?」など思考が深まっていきます。メモを取るときにもこの思考は働きますが、後で見返すことでさらに深まっていきます。
15日 4564【書きながら考えている】
「思考とは手仕事」という言葉があります。紙とペンであれ、デジタルツールであれ、メモを取ることは手仕事です。指先と脳はつながっています。手を動かすことでアイディアが生まれ、思考が組み立てられます。頭で考えているのではなく、書きながら考えている状態ですね。
16日 4565【小事が大事】
今月のテーマは「仕事の基本中の基本を身につける」です。これまで「挨拶」「はいという返事」「復唱」「メモを取る」などを解説してきました。仕事には小さいけれど大切なことがあります。「基本の徹底」とは「当たり前のことを日々きちんと行う」……これに尽きます。
17日 4566【掃除を徹底する】
仕事の基本の一つは「掃除」です。松下幸之助は、掃除の状態を見きわめることで、仕事の円滑な流れや現場の人たちの心がまえを洞察できると語っています。最近は社内の清掃を外部に委託する会社も増えていますが、日常的に掃除を徹底している会社は、経営の軸がぶれません。
18日 4567【トイレ掃除を徹底する】
掃除のなかでも「トイレ掃除」には特別の意味があります。トイレ掃除を好き好んでする人はそうはいません。できれば避けたいと思うのではないでしょうか。しかし、「嫌なことを率先して行う気持ち」は仕事に欠かせない大事な要素です。社長にこそトイレ掃除をお勧めします。
19日 4568【細かな所にまで目が届く】
トイレ掃除をやり続けると、細かなところや小さな箇所に気づくようになります。隅々まできれいにしようとすると、細部にまで目が届くようになるからです。これまで多くの会社や店を訪問しましたが、トイレのきれいな会社の多くは、他のところもきれいです。
20日 4569【トイレには企業の現状が現れる】
毎日使うトイレが汚いことに疑問を感じない経営者がいます。金融関係の会社では取引先のトイレを見るように教育しているそうです。トイレ掃除の状態によっては融資の可否などに関わることもあるといいます。トイレには企業の現状が現れるということですね。
21日 4570【トイレ掃除で想像力を養う】
仕事には相手の要望や期待を想像する力が必要です。トイレは来社した社外の人も使います。そのトイレが汚かったらどう思うだろうか?そう考えてトイレも常に清潔にしようと思うか、外部の人が使う頻度は少ないから気にしなくていい。どちらを選ぶかはあなた次第です。
22日 4571【整理下手な会社は生産性が低い】
「整理」の意味を理解している人は多くはいません。整理とは「必要なものと、そうでないものを分けること」です。何でもかんでもため込むと生産性は下がっていきます。なぜならば、探し物に時間がかかるからです。書類も保管期限を決めて整理しましょう。
23日 4572【整頓下手な会社は無駄が多くなる】
「整頓」の意味を理解している人は多くはいません。整頓とは「あるべきものが、あるべきところにきちんとあること」です。とくにみんなで共有するものほど整頓が必要です。整頓が徹底されていないと、あれがないから購入するなど無駄な出費が多くなります。
24日 4573【数字を見る】
経営者の仕事の基本中の基本は「数字を見る」ことです。経理担当者や会計事務所に任せきりでは経営の実態は見えてきません。経営者自身が実態を見なければ、問題を把握することができず、進捗状況も管理できません。ましてや、今後の経営方針や目標設定も不確かなものとなります。
25日 4574【3つの数字】
中小企業の経営者が見るべき数字は、「①お金」「②会計」「③税金」の3つです。多くの経営者は「①お金」はよく見ますが、残り二つはそれほど熱心には見ません。「②会計」とは年間を通じた損益がいくら出ているのかを確認する。「③税金」とは国が集めるさまざまなお金のことです。
26日 4575【キャッシュフロー計算書】
自社の財務の状況を深く理解するには、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書などの財務諸表をまとめた決算書を読み解く必要があります。なかでも重要なのが、お金(キャッシュ)の流れ(フロー)を表し、現金の増減を確認できるキャッシュフロー計算書です。
27日 4576【事業に活用できる資金を把握する】
損益計算書は収益と費用を表していますが、現金の増減に関しては詳しく知ることができません。キャッシュフロー計算書があれば、損益計算書では足りない現金の増減を確認することができ、事業に活用できる資金を正確に把握することができます。
28日 4577【利益の変化を見る】
中小企業の経営者は、売上の変化だけでなく、それに基づく利益の変化も知る必要があります。「とにかく売上を伸ばせ」では利益は生まれません。また「できるだけ経費を使わずに経費削減に努めろ」でも利益は生まれません。経営者の仕事は「利益を上げる仕組み」を作ることです。
29日 4578【利益を上げる7つの仕組み】
利益を上げる仕組みは、「①販売単価を上げる」「②新規顧客を獲得する」「③リピート率を上げる」「④変動費を下げる」「⑤人件費をコントロールする」「⑥無駄な経費を削減する」「⑦金利を下げる」の7つです。自社の状況を分析し、着手の優先順位を決めましょう。
30日 4579【未来の利益のための投資】
経営者の仕事は、目の前だけでなく、先々の利益を考えることです。短期的な利益目線では、どうしても「経費削減」になりがちですが、中長期的な利益目線では、「未来の利益のための投資」という発想が欠かせません。中小企業にとって人材への投資がそれに当たります。
31日 4580【一つひとつ基本を徹底する】
今月は「仕事の基本中の基本を身につける」をテーマに、「挨拶」「はいという返事」「復唱」「メモを取る」「掃除を徹底する」「数字を見る」の6つについて述べてきました。これ以外にも仕事の基本はたくさんあります。優先順位をつけて、基本を徹底していきましょう。