ブランディングメール 2023年4月 | 株式会社クエストリー | 小さくても光り輝くブランドになる 

ブランディングメール 2023年4月

1日 4214【見える化でブランド力を高める】
今日から4月、新年度を迎える企業も多いと思います。今月のテーマは「見える化でブランド力を高める」。「見える化」という言葉はよく使われますが、その意味は使う人、立場、状況によってさまざまです。中小企業における「見える化」を考えてみましょう。
2日 4215【見える化とは何か?】
製造業では「目で見る管理」という意味で「見える化」が使われてきました。例えば、トヨタの「あんどん方式」は、現場で問題が発生すると、現場の担当者が「あんどん」を点灯することで、問題の発生を早く各部の工場担当者へ知らせ、迅速に対応できるようになっています。
3日 4216【見えないものを目で見える状態にする】
「見える化」とは、見えないものを目で見える状態にすることです。製造現場で「目で見る管理」として使われたのが始まりですが、いまではビジネス全般で使われています。しかし、中小企業では属人的な仕事が多いため、見える化はそれほど進んでいません。
4日 4216【見える化の目的】
よくある「見える化」の誤解は「見える化は監視のため」という考え方です。しかし、それは見える化の一面でしかありません。大事なのは、目的の実現を目指し、目標を達成するための見える化です。見える化のためには、何が必要で、何に気づくようにするかを検討しましょう。
5日 4218【見える化と可視化】
「見える化」に似た言葉に「可視化」があります。見えないものが見えるようになっている点では同じですが、見える化は見たいと思わないときでも強制的に見せるようにすることです。また、改善のためのフィードバックやアクションを起こせるようにもなっていることも特徴です。
6日 4219【複数の方法が存在する】
中小企業の多くは業務に関する詳細なマニュアルを完備していません。そのため同じ業務にもかかわらず、人によって方法が異なります。業務を「見える化」することで、属人的に行われている業務を最も効率のよい方法に標準化することができます。
7日 4220【暗黙知の見える化】
言語化や数値化が困難で、他人に伝えるのが難しい知識や技術が社内にありませんか?ベテランや職人のスキルやノウハウもその一つです。これらの優れたスキルやノウハウこそ「見える化」しましょう。手順やルールをわかりやすく整理することで、チームや組織の力に変換できます。
8日 4221【成果の「見える化」は重要】
成果を「見える化」することで、社内のモチベーションが高まり、仕事への意欲が向上します。さらに成果が生まれるプロセスの見える化で、成果への道筋が見えてきます。仮に成果が上がっていない場合でも、見える化により改善への意欲の向上が生まれてきます。
9日 4222【業務プロセスの「見える化」】
業務プロセスを「見える化」することで、課題の発見と把握ができ、業務で発生するムダ、ムラ、ムリを取り除く効果があります。見える化を通して、全員が問題点に対して共通の認識を持つことができ、問題点の改善を効率的・効果的に行うことができるからです。
10日 4223【異常を察知する】
業務プロセスの「見える化」によって、計画の実行が正常に進んでいるのかを見ることができます。異常が発生した場合でも、状況をリアルに把握でき、トラブルや危機を未然に防げます。つまり、見える化は仕事の監視ではなく、異常をチェックする予防的な管理なのです。
11日 4224【「見える化」で協力体制をつくる】
業務プロセスの「見える化」によって、業務の進捗が思わしくない社員がいた場合は、他の社員がすぐに協力することができます。これにより納期遅れや質のバラつきが調整できます。何よりもチームワークが高まり、業務効率の向上や生産性向上が期待できます。
12日 4225【顧客のペルソナづくり】
顧客の「見える化」は重要です。顧客属性やライフスタイル、購買志向や購買行動などを組み立てる「顧客のペルソナ」がその一つの手法です。「目指す顧客像」を描くことで、顧客ニーズが顕在化され、商品やサービスの開発や適切なアプローチ方法などが見えてきます。
13日 4226【シンプルで伝わりやすく】
「見える化」は目で見てわかる状態にするための共通の判断基準です。同じ情報に対して、全員が同じように認識をできることが重要です。認識のズレが生じるような見える化では、目で見る管理として機能しません。シンプルで伝わりやすい見える化の仕組みを作りましょう。
14日 4227【見える化の優先度を決める】
優先度の高い業務の「見える化」は納期が決まっている仕事です。納期を起点として、見える化を組み立てましょう。スケジュール(納期遅れ防止)、段取り(時間の無駄の防止)、予算管理(コストの増大化防止)、人的配分(質のバラツキ防止)などが見える化の要素です。
15日 4228【社員視点で見える化を決める】
「見える化」の取り組みは、社員全員が同じ認識を持てるようわかりやすく示すことです。ということは、会社視点ではなく、社員視点で何が自社に必要な見える化なのかを検討する必要があります。これを怠ると必要性がない「使えない見える化」になってしまいます。
16日 4229【社長の見える化】
「ウチの社長は何を考えているのかよくわからない」という声が社員から聞こえてくることがあります。もしかすると、会社で最も「見える化」が進んでいないのは社長自身かもしれません。社長の考えや想いを、社員に理解してもらうためには「社長自身の見える化」が必要です。
17日 4230【経営視点での「見える化】
経営視点での「見える化」で重要なのは、「会社はどこへ向かっているのか」、「そのために何をすべきか」についてです。これらに対して、社長自身はどのように考え、どのような想いを持っているのかを伝える必要があります。自らの意思決定の精度を高めましょう。
18日 4231【経営判断のスピードアップ】
経営視点の「見える化」の目的の一つは、経営判断のスピードを上げることです。そのためには、判断に必要な情報をすぐに手に入れられる仕組みが必要です。情報がさまざまなところに保管されていると、一つひとつ確認しなければならなくなり、時間がかかります。
19日 4232【ITの活用による「見える化」】
ITの活用が「見える化」に直結するわけではありません。しかし、経営環境は急速に変化しています。変化の情報の収集、蓄積、分析にはITの活用が有効です。経営情報のプラットフォームづくりのために、自社に合ったIT技術を研究し、積極的に導入しましょう。
20日 4233【財務諸表は結果の「見える化」】
経営の「見える化」の基本ツールは「財務諸表」です。貸借対照表、損益計算書、 キャッシュフロー計算書などがそれに当たります。しかし、財務諸表は結果です。経営環境が大きく変わったいまでは、財務諸表に加え、いい結果を出すためのプロセス情報が必要です。
21日 4234【経営のプロセスの「見える化」】
自社の利益を生み出すまでのプロセスはどのようになっているのか?生産性を上げる(効率の良い経営をする)ための課題はどこにあるのか?それはどのようにしたら改善できるのか?それらのプロセスを誰でもわかるようにすることが「経営の見える化」です。
 
22日 4235【プロセスごとの細かな「見える化」】
「現在、自社がどのような状況に置かれているか」という情報が意思決定には必要です。そのためにはプロセスごとの細かな単位の情報が必要です。例えば、日、週、月単位の経営状況の「見える化」で、四半期や年間ではわからなかった状況を把握できます。
23日 4236【細分化した単位での「見える化」】
部署別、サービス別、商品別など、細分化した単位で経営状況の「見える化」を行うことで、経営のプロセスにおける正確な状況が把握できます。利益を生み出している部署、売上が伸び悩んでいる商品など、全体情報ではわからなかった状況も把握しやすくなります。
24日 4237【予算管理による「見える化」】
目標達成のために設定していた予算と、業務を進めることで得られた実績の「見える化=予算管理」は、利益を生み出すためにとくに重要な管理業務です。予実管理を行うことで、予算が足りなくなった原因や目標を達成できなかった理由などを分析できます。
25日 4238【原価の「見える化」】
利益を生み出すための予算管理の一つは、商品の製造や仕入れ、サービスの提供で発生する原価の「見える化」です。原価には、商品製造の材料費やサービス運営の人件費などさまざまな経費があります。発生する原価を把握し、原価計算表を作り、原価を「見える化」しましょう。
26日 4239【無駄なコストの削減】
利益率をアップさせるためには、原価や販管費などのコストを抑え、同時に商品やサービスの質を高めなければなりません。利益率のアップにはさまざまな取り組みがありますが、まずは発生するコストをていねいに「見える化」し、小さくても無駄なコストを削減することです。
27日 4240【資金繰りの見える化】
資金繰りの管理とは、お金の出入りを「見える化」することです。会社に入ってくるお金と、会社から出ていくお金を明確にして、運転資金が不足しないための管理です。単純な売上や支払いだけではなく、未収金や売掛金など、すぐには現金化できない債権の見える化も重要です。
28日 4241【業務時間の「見える化」】
業務の「見える化」は予算、原価、資金繰りなどさまざまですが、時間の「見える化」も重要です。ていねいに業務を見ると無駄や不要な時間がたくさんあります。それらの時間を短縮や削減することで、業務の質量を高めることができ、生産性を伸ばすことが可能となります。
29日 4242【「見える化」で属人化を回避】
中小企業に多いのが人に仕事が付く属人化です。属人化はさまざまな無駄を生み出します。業務内容や業務フローといった業務の状況を「見える化」し、ルール化、マニュアル化を図ることで、担当者が不在でも、他の誰かが対応でき、滞りなく業務を進められます。
30日 4243【誰がみてもわかるように「見える化」する】
経営の「見える化」とは、文字通り「それまで見えなかった、あるいは見えにくかった経営情報を、誰がみてもわかるようにすること」です。社長だけでなく、社員全員がわかることで、業務のプロセスや効率を改善でき、生産性の向上につながります。